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The 6th Human Biology Symposiumを開催しました

The Human Biology Symposiumは、筑波大学主催で行われる国際学術交流イベントTsukuba Global Science Week 2017(TGSW2017)の一環として毎年開催しています。6回目となる今回は、「人間生物学トランスボーダーネットワーク形成」、「学生主催: "ボーダー”を超えたコラボレーションとは」、「学生発表会(ポスター発表、医学・生物分野)」、の3つのセッションを主催しました。

「人間生物学トランスボーダーネットワーク形成」では、人間生物学研究を進める筑波大学のCanpus in Campus(CiC)協定校の研究者を招待し、CiC協定校が得意とする研究分野やユニークな教育システムをご紹介頂きました。また、それぞれの大学で進められている最先端の人間生物学研究の成果を共有し合い、大学及び研究者間の相互理解が深まり、今後、共同研究への取り組みが期待されます。

学生主催の「"ボーダー”を超えたコラボレーションとは」は、学内選考を勝ち抜き、大学本部から補助金を受けての開催となりました。貧困,防災,環境問題、医療問題といった地球規模課題解決を目指し、産学共同研究のプロを招待し、異分野交流を通した課題解決のノウハウや過去の経験について講演頂きました。後半の部では、参加者同士が実際のコラボレーションの現場を想定したシュミレーションできる場を設け、国境や研究領域といった“ボーダー”を突破するノウハウを学修しました。

3日間通して開催された「学生発表会(ポスター発表、医学・生物分野)」では、アメリカ、台湾、ブラジル各国から口頭発表とポスター発表合わせて90名の参加がありました。HBPから11名の学生が参加し、見事に下記4名の学生が口頭発表2位、ポスター発表1, 2位に輝きました。下記、受賞学生からのコメントです。

「人間生物学トランスボーダーネットワーク形成」深水 昭吉教授講演
「学生主催: "ボーダー”を超えたコラボレーションとは」集合写真
学生発表会(医学・生物分野)受賞者
Best Poster Award HBP5年 Mr. Jong-Chan Hwang
Outstanding Poster Award
HBP1年 鈴木 陸様
Outstanding Speaker Award
HBP4年 Mr. Weizhe Lu

Outstanding Speaker Award (口頭発表2位)

HBP5年 Mr. Chih-Yao Liu(所属:国際統合睡眠医科学研究機構 林研究室

I always consider that the ability to share the scientific discovery to other people is as important as the scientific discovery itself. Hence, It was a great experience for me to share and discuss my study with the audience in Tsukuba Global Science Week. Moreover, It is a great honor for me to be awarded this prize. Thank my advisor and all the members involved in my study for all the help.

Outstanding Speaker Award (口頭発表2位)

HBP4年 Mr. Weizhe Lu(所属:ゲノム情報生物学 深水研究室

It was a great honor to present my research work and get the outstanding speaker award on Tsukuba Global Science Week. I was able to meet and discuss with various researchers who gave me a lot of suggestions and advices. These comments will help me improving my research that I was really appreciated. I would also express my sincere gratitude to my supervisor and all members in our laboratory for their supporting all the time.

Best Poster Award(ポスター発表1位)

HBP5年 Mr. Jong-Chan Hwang(所属:実験病理学 加藤研究室

今回このような素晴らしい賞を受賞でき光栄です。 実験室という小さな共同体の中に存在する愛の力が、いつも時間を取り、実力の足りない私を励ましこのような結果に結びつきました。 全ては、皆の愛の力です。 学会へのアブストラクト提出とポスター発表は、私の人生で初の挑戦でした。 ポスターを最初に完成した段階では、不十分な点があまりにも多く目につきました。 しかし、実験室の先生と学生のアドバイスが私を突き動かしました。 4年間行ってきた研究室にて、私はその間に自分がどれほど成長してきたのかを実感することができます。 研究能力の向上もさることながら、何より人として正しい方向へ成長している自分を発見することができました。 このプログラムは一人一人を正しい人間へと成長させてくれる強い力があります。 おかげさまで私はもっと素晴らしい、驚くほどの未来が待っているという期待感を持って毎日を過ごしています。 人生で一度の博士課程をこのプログラムで行うことができ光栄です。

Outstanding Poster Award (ポスター発表2位)

HBP1年 鈴木 陸(所属:解剖・発生学 高橋研究室

このような賞をいただくことができ大変光栄に思います。発表者として学会に参加するのは初めてだったのですが、自分の研究に興味を持ってくれた人がポスターに来てディスカッションしてくれるのが刺激的であるとともにとても嬉しかったです。また、TGSWは国際学術交流の場なので英語での説明もありましたが、HBPや研究室内での経験のおかげで思っていたよりもスムーズに説明することができました。自分の意見を発表し、議論する貴重な機会なので今後も積極的に学会に参加していきたいです。研究するにあたりご指導いただいている解剖学発生学研究室の先生方、メンバーに感謝申し上げます。

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