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HBP学生が第4回リーディングプログラム学生会議を主催しました

平成28年7月8~10日に筑波大学ヒューマンバイオロジー学位プログラム(HBP)の学生35人が筑波大学エンパワーメント情報学プログラム、千葉大学免疫システム調節治療学推進リーダー養成プログラムとの共催で全国博士課程リーディングプログラム学生会議を幕張メッセ国際会議場にて開催しました。学生会議は、毎年、自発的に立候補したプログラムが主催し、全国の学生を一堂に集め開催しています。関西、九州、北海道に続き、第4回目となる今回は、学生イベント史上最大級の規模で3つのプログラムの英知と情熱を注ぎ込み、テーマに「祭」を掲げ開催しました。

全国から集結したリーディングプログラム生は、既存の博士課程とは違い、分野横断の学修により、深い専門と幅広い教養、トランスファラブルスキルを身に着け、地球規模課題解決に取り組むことを目指しています。今回の会議では、彼らの質の高さと取り組みを社会の多くの方々へ知ってもらおうと企業への呼びかけを積極的に行い22社の協賛を募りました。

ゲストスピーカーによる講演では、産・官・学の分野で世界を牽引するリーダーにお越しいただき、下記のテーマについてお話がありました。各講演後には、多くの学生から質問があり、リーダーを目指す学生諸君の志の高さが伺えました。

  • ①アステラス製薬株式会社代表取締役社長 CEO 畑中 好彦
    「次世代への責任と思い」
  • ②帝人株式会社 代表取締役社長執行役員 鈴木 純
    「帝人のDNA。 我々はどのように新しい事業を創ってきたか?」
  • ③第57次南極地域観測隊 隊長/国立極地研究所・教授 門倉 昭「南極地域観測隊の活動とリーダーシップについて」

さらに、ワークショップでは、世界的に著名な経済誌「Forbes」の日本版である「Forbes Japan」とコラボレーションし、楽しみながら発想力を鍛えることを目標に行いました。Forbes JAPANに記事が掲載されたという想定で、学生同士でグループを組み、現在起こっている地球規模課題を解決するための革新的な技術や製品を生み出すことに挑戦し、それを記事にまとめました。最後に、各チームの作成した記事をお互いに講評し合い、学際融合の可能性を改めて個々人が実感しました。

主催したコアメンバー学生からのコメント

筑波大学の代表として、今回の筑波大学及び千葉大学共催の学生会議運営に携わりました。前回の北海道での学生会議でこの共催が決まった際には、期待と不安でいっぱいでした。実際に、大学内だけでなく他大学とも行う運営は、想像以上に難しく、途中で意見がぶつかることも多々ありました。しかし、お互いの意見を尊重し合うことで、両大学が大学の枠を超えて1つになることができました。その結果、誰か一人では作り上げることができない、みんなが1つになって初めてなにか大きなものをつくり上げるという、非常に貴重な経験をすることができました。当日の学生会議は、大成功だったと思います。今回の学生会議に携わってくださった皆様には、本当に感謝しています。ありがとうございました。

HBP2年 杉山 夏緒里

2015年の11月から私たちコアメンバーは第4回学生会議の準備を始めました。当時、まだHBPに入りたての私が初めて会計を担当することになり、とても不安な気持ちでいっぱいでした。その上、幕張メッセで開催するため、会計班の責任は重大でした。企業の方々に協力して頂けるように宣伝資料は様々な工夫を凝らし、メールの連絡は失礼のないように、特に言葉使いには最新の注意を払いました。挫けそうになった時もありましたが、みんなで助け合い、励まし合い、気づいた時には一つのチームとして団結していて、だからこそ最後までやり遂げることができたと思います。準備は大変でしたが、一生の思い出になりました!

HBP1年 張 夢華

総務担当者として学生スタッフ管理・イベントの進行を中心に仕事を行いました。運営に関しては難しい事うまくいかない事ばかりで、試行錯誤の連続でした。普段の研究生活からは学ぶ事ができない、素晴らしい経験だったと思います。
準備の段階から当日まで辛いことや大変な事は数多くありましたが、様々な方のサポートがあり無事開催までこぎつける事ができました。この経験を糧に、より成長していきたいと思います。

HBP3年 永島 聖

100 people would have 100 interpretations on what is leadership, and our goal for this year's student meeting was to create the chance for over two hundred brilliant thoughts to meet together, have collision, and think together what is the leadership of Ph.D. students required for the future society. I am responsible for inviting guest speakers and mentors for workshop during this year's student meeting. Getting someone, whom we, the leading graduate school Ph.D. candidates, can really learn something from, was my principal idea regardless his or her academic or business background. As the only non-native Japanese speaker in the student committee, it was tough at the beginning however, was also a great chance for me to learn about organizing strategies together with Japanese culture that won't be taught at my Ph.D. course. Beyond any doubt, this almost one-year preparation and final three-day meeting is going to be my whole-life treasure even though time flies.

HBP3年 Lucy (Haojun XU)

主催

第4回全国博士課程教育リーディングプログラム学生会議実行委員会
(以下3プログラム学生による実行委員会)

協力

千葉大学 災害看護グローバルリーダー養成プログラム
(5大学共同:高知県立大学、兵庫県立大学、東京医科歯科大学、日本赤十字看護大学)

後援

独立行政法人日本学術振興会

協賛企業

株式会社コスモステクニカルセンター、花王株式会社、味の素株式会社、株式会社日立製作所、株式会社アカリク、株式会社構造計画研究所、パナソニック株式会社、AZAPA株式会社、丸善雄松堂株式会社、株式会社島津製作所、ノバルティス ファーマ株式会社 、日本電気株式会社、株式会社資生堂、株式会社豊田中央研究所、サントリーホールディングス株式会社、株式会社池田理化、ジェノスタッフ株式会社、株式会社薬研社、BioLegend、株式会社メタジェン、理科研株式会社、株式会社バイオテック・ラボ

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